美味しく楽しく暮らす記録

まろかんの妻です。退職後の夫婦の時間の記録日記です。

11月25日 奥ゆかしい美しさの古典菊。歴史を感じました。





穏やかな陽射しです。
国立歴史民俗博物館の
植物園で
[伝統の古典菊]が催されてます。
簡単なお昼を持って
出かけました。


駐車場から植物園まで、
城址跡を歩きました。




途中に池が有ります。





主人、急に、何かを池に
投げました。
いつの間にか、餌を
持ってきたんですね。


鴨ですかね。気がついて、
あちこちから来ます。



また、投げます。




さっきより、すごい勢いで
食べてます。


「うさぎの餌より、
金魚の餌の方が、よく食べるね。




金魚の餌を
取り合って
喧嘩してます。
そうとうに、美味しいんでしょうね。



池の反対側でも、
あげてました。




植物園を目指して
また、歩きます。


この道は、武家屋敷に続いてます。
お城に上がるとき
この道を武士が
通ったのですね。



着きました。


菊は中国大陸が原産地。


古典菊の育成は
平安時代から鎌倉時代で、


[嵯峨菊]と[伊勢菊]は
古い伝統を受け継いでます。


伝統菊の隆盛したのは江戸時代です。
[肥後菊]と[江戸菊]の
育成が始まりました。


植物園には、
さまざまな伝統菊が
展示されてました。



1751~1764
肥後藩主が文化政策のひとつとして
栽培を奨励した。




嵯峨天皇の時代に
宮廷に植えられ、
茶会、歌会で鑑賞された。
明治になるまで
大覚寺内のみで栽培されて
門外不出でした。






江戸時代に盛んに栽培された。
香料の丁子(グローブ)の花に
似ていることから名付けられました。




江戸時代末頃から
奥州八戸地方で
盛んに栽培された
大菊の系統です。



伊勢神宮の斎王や
使える女房たちが
京の都を懐かしんで
取り寄せた嵯峨菊が
基本になってます。

 


花弁が開花するにつれて
花がさまざまに変化します。
この変化を(狂い)といいます。
狂いは、開花から1ヶ月かかります。
江戸後期。




この植物園でも、
試作中の菊が
たくさんあります。




花の他にも
この植物園では、
さまざまな植物が
育てられてます。


国立民族学博物館の
中庭で
お昼にします。



鮭のおにぎり
お雑煮


大福
どら焼き




植物園でたくさん歩いたので
博物館では、
特別企画展だけ
観ました。


学びの特別企画では、
ペリー来航以来
英語を学んだ
資料など、貴重な展示でした。


もう一つは、
ヱビス様について。


親しみやすい神様ですが、
実はえびす信仰の起源が不明です。


色々なヱビス様を
展示してありました。


夕飯は喉越し良く
素麺。





金胡麻入りの素麺。


ヱビス様の特別展を
拝見して
金胡麻素麺を
いただいて。


縁起がいい事が
あるといいなぁ。

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