美味しく楽しく暮らす記録

まろかんの妻です。退職後の夫婦の時間の記録日記です。

5月21日 伝統芸能まつりで 小松市の曳山子供歌舞伎。片岡千之助さんのトークショー。

(成田伝統芸能まつり)

  春の陣

を観に行きました。


今日は、

石川研小松市の

曳山子供歌舞伎

が上演されます。


また、

歌舞伎俳優の

片岡千之助さんの

トークショーも

あります。





元NHKアナウンサーで

古典芸能解説者の


葛西 聖司さんが

小松市の子供歌舞伎の

伝統について。

また、

今日の出し物の

解説をしてくれました。


子供歌舞伎は

江戸時代1766年から

始まりました。



現在は、小松市内の8つの町に

曳山(山車)があり、

毎年5月に

2つの町が上演します。


本日はその内の大文字町が

成田まで来てくださって

上演します。


演目は

【鬼一法眼三略巻き

   今出川菊畑の場】

キイチボウゲンサンリャクノマキ


登場人物は5名


皆さん、小学生の女子です。


上から

(戦いの虎の巻)を持つ

吉岡鬼一法


この吉岡鬼一法の

娘の

皆鶴姫ミナヅルヒメ


悪役の

笠原湛海カサハラタンカイ





上から


虎蔵(牛若丸


家来の智恵内チエナイ

   (吉岡鬼三太)


牛若丸は、家来の鬼三太と

共に

実名を隠して

鬼一法眼の(戦いの虎の巻)を

奪いに

屋敷に奉公に入りました。


屋敷の主人の鬼一法眼は

鬼三太が

別れた弟と気が付き、

平家側か源氏側かを

探ります。


実は鬼一法眼も

源氏側の人でした。




皆鶴姫は虎蔵(牛若丸)に

好意を寄せていて

身分も知っていました。


正体を知られたので

鬼三太は姫を

斬ろうとしますが

牛若丸に止められます。




悪役の笠原湛海は

実は平清盛の密偵でした。


(虎蔵)牛若丸は

この笠原湛海を斬り捨て、


鬼一法眼に全てを打ち明けて

虎の巻を手に入れようと

皆鶴姫と共に

屋敷の奥に入っていきました。




小学生女子とは

思えない

素晴しい舞台でした。


本場では

鳴り物、三味線、唄い

全てを子供達で

行うそうです。


最後に全員で

挨拶に並ぶと

可愛らしかったです。






お参りして

境内の休憩場所で

お昼にしました。






新玉ねぎの天ぷら

納豆天ぷら

おにぎり



休憩室で

少しの間でしたが

法話を拝聴できました。



おやつは、

生どら焼


午後3時からは

片岡千之助さんのトークショー。




お祖父様が

片岡仁左衛門


お父様が

片岡孝太郎


名門の御曹子ですが、

親しみやすい方です。


23歳で大役を

こなせる有望な役者さんです。


お話も楽しく、

また、

葛西さんの

無茶振りで

色々と

振りをしてくださいました。


女形の時の

肩の落とし方です。



静御前の役のとき

縛られて

動けなくなった時の演技。


また、これは

静御前の時の

台詞を

花道から身振りで

演じてくださいました。




2011年の時の演目の

連獅子は

お祖父様の仁左衛門さんと

演じられました。


プライベート話しでは、

お正月のお雑煮

1日は京風の

   丸餅、白味噌

2日は関西風

  

3日は関東風


東西の舞台に立つ

片岡一門らしいです。


大晦日のお蕎麦は

代々

(菜鶏蕎麦)ナトリソバ

青菜と鶏肉の蕎麦

でしたが

仁左衛門さんが鶏肉が

苦手なので、


今は

鶏の代わりに

油揚げを入れてます。

アゲを入れたので

(名上げ蕎麦)

と言ってるそうです。




春の伝統芸能まつりが

終わりました。


帰り道に休憩。



夜ご飯は

冷やし中華

新玉ねぎのサラダ


食後の杏仁豆腐

とクッキー



小松市の子供歌舞伎を

前から観たいと

思ってました。


簡略ではありましたが

じっくりと

間近で観られて

感激でした。


その内、5月に小松市へ行って

本場で

観てみたいです。


安宅の関があるので

小松市内のあちこちに

義経弁慶の石像が

あります。


歌舞伎の町としては

成田と

通じる所が多い町です。

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