美味しく楽しく暮らす記録

まろかんの妻です。退職後の夫婦の時間の記録日記です。

3月6日 映画[サンセット大通り]と 徳川家康公が讃えた〈お手かけの桜〉を見てきました。

今日は、

ちょっと遠くの街の

映画会です。




本日の映画は

[サンセット大通り]


1950年

アメリカ

モノクロ


かつて無声映画時代の

大スターであった女優が

過去の栄光を忘れられず、

いつか、また、

映画に出られると信じながら

大豪邸で

執事とふたりで

暮らしていると。


この屋敷に

映画の脚本家を目指している

若い男の人が

迷い込んで来ました。


老女になっても

大スターと思い込んでいる

女優は自分主演のシナリオを

完成させるように

若い男の人に言い、

監禁してしまいます。


贅沢な生活に

慣れた男の人でしたが。


ある日

脚本家を目指している

若い女の人と知り合い、

脚本家への道を

再び目指して

屋敷を出て行こうとします。


女優は、

止めようとして

男の人を拳銃で

撃って殺してしまいます。


殺人犯として、

女優が逮捕されますが。

その時に集まった

新聞記者のフラッシュを

浴びると。


スターを取り囲む

雑誌記者に見えてきて。


女優は再び

銀幕の大スターに

返り咲いたと思い込んで

目を輝かせて

連行されて行きます。




この女優役は

グロリア·スワンソン。

実際の往年の大スターです。


この映画の

こだわりが

2つあります。


ひとつは

執事役をしている人は

かつての

無声映画の

三大巨匠監督のひとりの

シュトロハイム監督です。


大邸宅の居間で

若い頃の映画を

観るシーン

がありますが。


実際の

スワンソンが主演した

映画の映像です。

そして、

この映画の監督は

執事役をしている

シュトロハイムでした。


2つ目は

大邸宅で

昔の俳優仲間を招いて

トランプゲームをする場面です。


喜劇王バスター・キートンなどの

無声映画時代の

スター達を出演させてました。


夕日が美しく観える

サンセット大通りを

題名にして。


夕日=落日、

往年のスターの人生

を描いた

見応えのある作品でした。


市民会館の休憩所で

お弁当にしました。


たまごサンドは朝ごはん。

車内で食べながら

来ました。


いなり寿司と細巻き




食後にチョコパン。


図書館は休館ですが

生涯学習センターは

開いてますので、

各地域の情報誌を

もらってきました。




帰り道に

気になる場所に

寄ってみることにしました。


千葉県四街道市にある

[福星寺]


1616年に

権僧都宥照ゴンノソウスユウショウ

により創設された寺。


こちらには、

樹齢360年のしだれ桜が

あります。


まだ、花の時期では

ありませんが、

ちょっと寄ってみます。




桜の木の

想像以上の大きさに

びっくりしました。





この福星寺の親寺は

金光院です。


1614年11月に

この金光院へ

徳川家康公が立ち寄られて

その時は

花が咲いてませんでしたが、

「これは、珍しい桜だ。」

と、

ことのほか、讃えられ

しばらくの間、

この木に

手をかけられていたそうです。


それから

[お手かけの桜]

と呼ばれてました。


この金光院は

今はないそうですが。


この桜の木を株分けして

植えたのが、

このしだれ桜です。

[お手かけの桜]

として大切にされています。






まだ、蕾は固いようです。

花の頃、

是非、

来てみようと思います。


この近くの

ガストで休憩です。




夜は

主人の好物の

ビーフン。




杏仁豆腐



73年前の映画を観て。

樹齢360年の桜の木を見て。

年月の流れ

歴史の深さを

感じられた1日でした。

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